マスクの着用がほぼ自由になって4日経過した。
私は以前から自転車に乗るときも道を歩く時もマスクはしていなかった。
ミナミの雑踏や百貨店、ショッピングモールにはもともと出かけないので、混雑に身を投じることもない。
当院に来られる患者さんの何割がマスクを外して来られるか楽しみにしていた。医療機関においても、マスク着用は「推奨」なのである。
ところが、皆さんマスク姿なのである。
これには驚いた。そういえば、道行く人もつけている。
さらに、マスクが苦しくて気絶しそうになるスポーツジムでも皆さんマスク姿である。口丸出しは私だけだった。それどころか、愚か者を見るような目でジロジロ見られた。
これは何なのか?科学的思考ができないのか?世間体なのか?
私の方が変なのかと少しだけ悩んだ。
この方たちは、自宅でもマスクされてるのであろうか。そうでなければ理屈が通らない。
つくづく、日本はスゴイ国だと思った。
同時に「コワイ」国だとも感じた。
外国から見れば、日本は極めて異質に映るだろう。
これは案外、国防上大事かもしれない。
「何をしでかすかわからん、不気味な民族」
大東亜戦争、遠くは明治維新で国家全体が狂を発した日本。
やはりそのDNAは消滅せずである。
国家存亡の危機には、全国民が一糸乱れず、発狂することを私は確信したのであった。そういう意味では安心した。
でももっと怖いのは、国民がそれに気づいていないことである。マインドコントロールやり放題だもの。