年に何度かは映画を観に行きます。アマゾンなどのただで視聴できる配信映画も観ません。映画のビデオは全く観ません。閉鎖された空間で、それ以外することがない、没入できるのいいんです。映画観ながらスマホいじるなんて理解できません。
娘が4回観に行ったと聞いて、少し興味もあったので、初めてインド映画を鑑賞しました。
けっこうロングランをしているのですが、現在関西での興行は尼崎の塚口でのみです。
神戸の高校に通っていましたが、「塚口」はじめてです。梅田から10分余り。
インド映画は意味なく踊りが始まったり、歌が延々流れる。などの噂を聞き、「なんやねんそれ」と避けておりました。
ただ娘の「面白いから」にひかれて、行ってまいりました。席数120席ほどの小さい映画館です。ただし、椅子はゆったり前後幅も広くくつろげます。また音響設備も十二分。
映画の面白さをこれでもかとてんこ盛りにした内容でした。3時間という(ハリウッド基準だと1時間半が限度らしいです)長く休憩もありませんでしたが、わくわくドキドキの濃密な時間を過ごせました。
「RRR」というこの映画。製作費97億円らしいです。ピンときませんが。とにかく世界を相手にしている映画ですね。インド映画、病みつきになりそうです。
また塚口という町がいい。ありきたりな駅ビルが立ち並ぶのですが、まず駅前に映画館があるのが素晴らしい。文化の側面を持たない街は、住民も愛着を持たないでしょう。
昼は駅ビル内で食べたのですが、地元民でどこもにぎわっていました。街を愛する気持ちがなければ10分で行ける梅田を利用するでしょう。
安い値段設定も魅力ですね。グラスワイン290円!
堺東にこの暖かさはないですね。いい店は多いみたいやけど。まして初芝はね。
この映画館では、インド映画を上映させているみたいなので、またふらついてみようと思います。
もち、帰路の梅田で、紀伊国屋で本を買いました。本屋巡りこそ、文化活動の原点と信じます。
機会あればインド映画を、観に行ってください。テレビでは魅力の1割も伝わらないと思います。