国政は、岸田文雄よりさらに低俗な石破茂が総理になったので、あきれかえっている。どこまで国会議員は糞なんや。石破がどれほど愚物であるかは、時を置かず明らかになるだろうから、私が吠える必要もないだろう。
さて今日は兵庫県政である。ご存じのように齊藤元彦知事のこれでもかというスキャンダル?のせいで全会一致で不信任案が可決され、失職総選挙となった。
ワイドショーが嬉しそうに連日、おねだり知事として放送している(報道とは言わない)。
だが待てしばし。
齊藤知事は本当に不信任されるほどの悪行を行ったか?
私自身、公益通報に対する処置は間違ったと思う。最初に謝罪すれば済むことであった。そのうえで自身の潔白を明らかにすればよかった。それと昨年のオリックス阪神の優勝パレードで、金融機関への補助金を増やして賛助金としてキックバックさせた疑惑である。彼が自分の懐に入れたわけではないが、背任にあたる恐れがあると感じるので、これも明らかにされるべきである。
医療業界は、行政(役所)の狡さやいやらしさを強く感じる業界なので、役所に対して、斜に構えて視る習慣ができている。厚労省なんて、何か医療制度の改悪をするときに、その直前に必ず医師会を悪者に仕立てる噂話をマスコミに流す。これは私が開業して初めて知ったことだった。役人など、己の立場を守ることと、天下り先を確保することしか眼中にないと、私は信じている。
だから医師は「斎藤知事はハメられた」と感じている人が存外多い。
マスコミが報じない彼の功績。前任知事が購入した知事車センチュリーをミニバンに変えただけではない。役人の天下り規制を行った。庁舎の改築を止めた。これだけでも役人は面白くないだろう。己の人生に関わるからね。それと詳細は知らないが、港湾関係に手を突っ込んだ。港湾は利権や反社まで絡むややこしい領域であることは、普通の社会人なら常識である。首筋が寒くなった役人も多いだろう。
兵庫県知事は長年、総務省からの高級官僚が天下りするポストであった。何が地方自治やねん。知事も上がりのポストやからやる気もなく県庁職員に丸投げしていたのだろう。利権まみれの県職員のやりたい放題であったはずである。そこへ変にやる気のある知事が来た。今までの官僚と違うやん。困ったな、何すんねん。追い落としてやろう。
これが県職員とそれにつながる議員の総意になった部分はないか?
亡くなった職員はお気の毒と思うが、あそこで死を選ぶ理由がわからんなぁ、というのが私と私の近くにいる人たちの感想である。
堺も然り、己の税金がいいように使われていないか、監視する。そのために選挙はある。
兵庫県民の審判を楽しみにしている。