猛暑の影響で今年は紅葉が遅いですね。大阪城なんか今週末が見頃とか。
と言って、京都の異常な人出に飛び込む気はさらさらないし。
ふと頭に浮かんだ。「柿の葉寿司食べたい」。好物なのだ。
柿の葉寿司と言えば奈良。ネット検索したらたくさん出てきます。当然吉野方面が多い。
その中で、気になる店を発見「山の辺」桜井市、明日香村のそばです。
行ってきましたよ。この店はこの時期、色づいた柿の葉で包む柿の葉寿司があるのです。
朝の6時半から購入希望者が並んで記帳するらしいのですが、強風の中並ぶ気にならない。
柿の葉寿司のためだけじゃ、少し情けないので、紅葉狩りも敢行。
自動車道のおかげで、近い。まず最初の目的地「等彌(とみ)神社」。ここはパワースポットとして有名らしく、土偶のような八咫烏がご神体だそう。神武天皇を橿原の地へ導いた八咫烏。そのご神体を模したお守りを、いただきました。もう少しじっくりと時間をかけて参拝すべきだったと反省。
続いて、ここまで来たからと、ミーハーですが談山神社へ。紅葉で有名ですね。今が盛りでした。大変な混雑を想像していましたが、9時半ころだと駐車場も空いていました。いろんな色づきを見せる木々が心地よい。インバウンドはほとんどいませんでした。等彌神社といい、落ち着いた静謐な時を過ごせたのはそのためでもあるのでしょう。
そして、お目当ての「山の辺」さんへ。有名な店らしいのに、通り過ぎるくらいの小さなお店。店の奥では奥様方が数人で手作りされてました。10個注文して、すぐにはできないからと、近くの万葉文化館に立ち寄り、万葉の世界を少し勉強。
お寿司を受け取ったときには、すでに本日分売り切れの札が。間一髪でした。
12時過ぎに帰宅。談山神社で購入した純米酒「談峯」をいただきつつ柿の葉寿司を。
幸せな週末のひと時でした。
車の運転は嫌いじゃないから、次はどこへ美味しいもの求めてドライブしようか。
思案しているところです。