今朝の地震で、通学途中の息子が緊急停止した電車内に閉じ込められた。2時間くらいそのままとまっていたそうである。まぁ大丈夫とは思っていたが、学校からの到着の知らせもないし(毎朝自動でくる)、本人からの連絡もない。ようやく数十人並んだ公衆電話から連絡があったのが10時半頃だったらしい。というのも彼の学校は学校への携帯電話所持禁止なのである。「阿呆ちゃう?」携帯電話は今の世の中必須やろ。危機管理の一つである。良からぬことに使用するとか、授業中も使って学問に身が入らないとか、SNSでいじめの温床になるとか、いろいろな理由を学校はつけるのだろう。しかし、所詮は生徒たちを信じていないのである。自校の生徒たちはその程度と考えているのだろう。携帯を持たせて、正しい使い方を学ばせて使わせるのが、教育だろう。所詮2流なのだ。通っている者もその程度だということ。携帯ごときを御せられず、何が一流の進学校だ?そういえば次女の通っていた智BW山も携帯禁止だった。私が余計腹立たしいのは、両校とも生徒が携帯を持参していることを、黙認していることである。建前を横行させ、脱法を許すのが教育か?灘校を追い越すやと?100年早いわ。もっとも、灘校初めての校則が携帯の使用についてであったから、OBの嘆きは大きなものがあった。携帯がそこまでの魔力を持つのか、それとも灘校がそこまで堕ちてきたのか。