土曜日を休診にしてありがたいと思うのは、土曜日に開かれる催しが多いことである。今日は、近畿大学で行われる青山繁晴さんの「講義」に参加した。青山さんはこの10年近畿大学で客員教授として、国際関係論の講義を毎週されてきた。あの忙しさの中驚異である。しかし前回の参議院選挙で当選し、継続が困難になったとして、職を辞されたのである。その代わりに、近大が実施する教養講座を不定期で開催されることになったのである。一般にも開かれた「講義」であることを知り、早速受講した。新聞などで告知したわけはないのに、大教室はほぼ埋まった。私よりご高齢の方もおられる。そして意外なのが、(これは選挙の時も感じたが)、若い女性が多いことである。開始時間の10時半を待つように、氏の熱い講義は始まった。日本の抱える諸問題、日本人が誤って認識さされている我が国の現代史。そして明るい未来。しわぶき一つない講義が予定時間を15分超過して行われた。若者が日本の明るい未来を考えなくてどうする。己の力で切り開くのみ。幸い若者は新聞・テレビというフェイクだらけのオールドマスコミの呪縛にからまっていない。日本は明るい未来に向け進むと期待したい。