最近、マスコミで「この冬のインフルエンザワクチンは足りている」という報道が目につくようになってきました。私の実感とはかけ離れています。今もって、先日納入のキャンセルがあった40人分のワクチンは、いまだ納入日が決まりません。せっかく作ったワクチンが検定に通らず再検定に回っているなどの報道がなされていません。大事なことなのに。厚労省が自分たちの失敗(と私は確信している)を糊塗するためのアナウンスを、官庁のおさげ渡しの情報をもらえなくなるマスコミと、不良品?を作った製造者がスクラム組んで偽情報を流しているとしか思えません。ワクチンが届かないのは、数少ない医療機関だけかもしれませんが。情報は数字を明確にして、きちんと知らせてほしいものです。また作りすぎて余って廃棄するほうが、足りないで大流行するよりも国民の福祉にかなっているのではないでしょうか。もし北朝鮮から生物兵器が持ち込まれたとすると、日本の体制はあまりに脆弱と感じます。