今回の東京行は飛行機を利用しました。新幹線より安いですから。さすがに夜行バスは身体が持ちません。貧乏だった研修医の頃はドリーム号を利用したものですが。幹線の中型機には以前から通常より値段の張る少し広い席が用意されていましたが、いつの間にファーストクラスが設えられたのでしょう。たかだか4,50分のフライトに食事まで用意されるようです。貧乏性の私としては、ここで節約して、江戸前寿司に使いたいと考えてしまいます。まさか国会議員のために設けたのではないでしょうね。さて、当日は好天でした。空気も澄んでます。東京行は富士山の南を東へ進みます。ビジネスマンは興味もないのかもしれませんが、やはり富士山が気になります。8合目あたりまで、冠雪してます。日本人の誇らしさを感じてしまいます。飛行機は東京湾を通り過ぎ、房総半島の上空まで来てから左へ旋回し、羽田へ降ります。左側の席だった私は、富士山を南から南東、そして東から眺め続けることができました。当たり前なのかもしれないけれど、山梨県即ち北側の富士山は7号目あたりまで雪が。ですから東側から眺めると、冠雪の下限が斜めになっているという、ちょっと落ち着かない霊峰を見せていただいたのでした。余談ですが、伊丹まではバスを利用しました。帰りの羽田で一杯やりたいですからね。そのリムジンバス。この時代に補助席を使用するのはどうでしょう?高度成長期ではないのだから。背中の半分も覆えない背もたれで、貧弱なシートベルト。安全を言うなら、絶対アウトだと思います。ちょっと私、声をあげてみようかなと思います。まだ東京行は続く。