金正男殺害で浮かれている!マスコミ、国民に冷や水を浴びせるようなことを書く。先日、北朝鮮拉致被害者を救出する会の結成20年の会が開かれた。20年である。結成20年である。横田めぐみさんが拉致されて、もうすぐ40年近い。40年。わが妹が同年くらい。皆さん、我がことと置き換えてみませんか。国の最大の使命は何か。国民を守る事である。何故自衛隊が奪還にいかない?交戦権は認められていないけど、同胞の救出は戦闘じゃないでしょう。奪還作戦を遂行しても、国民は支持するんじゃないでしょうか。反対するやつは、また「話し合え」と言うの?今回の会合では、運動のシンボルともいうべき、横田滋・早紀江さんご夫妻が初めて参加されなかったのである。どれだけ時間が切迫しているかわかろうというものだ。私は、常日頃からブルーリボンバッジをつけている。当然白衣にも。毎週の研究会にも。よく「これ何のバッジ?」とは聞かれる。説明するのであるが、共感の輪は広がらない。それを憤慨する気もない。わが身でなければそれでいいのか。つくづく日本人は冷たいと思う。拉致被害者の帰国が叶わなかったとき、日本は世界中から侮られ、尊敬されない国に堕することとなる。今後の日本を危うくすることとなると、私は思うのだが。皆、半径5mが平穏やったらそれでええの?
2017-02-23