私たち開業医は、そのほとんどが土曜日の午前を開けております。以前なら、平日は通院できない勤め人が多く、土曜日らしさがあって私も普段とは異なる気持ちで診療したものです。ところが最近そうでなくなってきました。明らかに高齢者が増えました。ご家族に連れられてという方でなく、自分の足で来られる方の増加です。土曜日は初診の患者さんも多く、このところ非常な混雑ぶりとなっております。診察終了が1時間近く遅くなっています。「サンデー毎日」の方がなぜわざわざ土曜日を選んで来られるのか不思議です。その日に来院しなければならない理由はないようですから、1日ずらすことなど簡単でしょうに。リタイアされた方の生活リズムが変わってきたのかも。そういえば以前は日が落ちてからは、高齢者は来なかった。ご飯時には家におられました。老眼は夜目がききません。当然足元が危ないからです。最近は平気ですからね。「こけんといてや」と願います。お元気といえばいいのでしょうか。でも私には「危機管理」ができていないと考えます。自覚がないのかも。高齢者はその自覚をもって、また世の中を支えている人のことを少し慮っていただければ、世間も少しマイルドな空気になるのではと感じます。余談ですが、待ち時間の長さを嫌って、診察終了ぎりぎりに来られる方がおられますが、これは逆効果です。外来というのは非常に疲れるものでして、特に夜はもう余力は残っていません。「ぎりぎりに来る患者さんに、ろくなのは(失礼!)いない」というのは医者の共通認識です。もっとも、仕事を切り上げて一生懸命駆けつけてくださった方と非常識な輩の区別はつきますのでご心配なく。人を診るのが仕事ですから。 今朝の体重: 82.2㎏ 減りません。 まあ日曜日また腹いっぱい食べて、お酒もたっぷり飲みましたからね。ベルトの穴はひとつずれましたのでよしとしましょう。 今日の食事も書くまでもない、粗食です。 帰宅前に40分ほど走りました。
2015-05-25