昨日は学校医会の理事会が開かれました。原則毎月行われます。
新年ということで、有志で夕食をともにしました。
普段は謹厳実直な先生方も、お酒が入ると饒舌になられ、いろいろな思いを口にされます。
やはりここでも、仕事の話がほとんど。
まことに勉強になります。
私は整形外科の医師なので、法律上正式な学校医になれません。側弯症健診の実務担当として参加しているわけです。
ただ厚労省は運動器健診という新たな健診を始めようとしており、疑似医療者もどき集団が虎視眈々とその健診を担おうとしていて、児童生徒にとってとても危うい状況となっています。
数の少ない整形外科医で、これをどう正しく管理運営するかが今後問われるものと思います。
それとは別に、私の思いとして、どこの途上国かと思わせるようなゴムと布きれでできた上靴や、便所で使うようなゴムぞうりを、学校の上履きとして認めないように提言し、子供たちの足が正常に発達するようにしたいと思います。
また熱中症は、これだけ啓発が進んでいる状況では学校で死亡者がでるなど、殺人に近いと思います。なんとしてもWGBTという温度計を学校に導入し、熱中症が未然に防げるようにしたいと考えます。
どちらの問題も行政や、クラブ活動を指導する教師の抵抗は激しいと思いますが、これも子供たちの命を守るため、妥協せず活動していこうと改めて決意したのでした。