大韓航空の副会長が、機内でのナッツのサービスの仕方に激高し、乗務員を降機させた事件が波紋を呼んでいます。
くだんの彼女はほぼすべての役職を解かれた(せざるを得なかった)ようです。
日本の航空会社ならあり得ないと驚くと同時に、私は韓国の一族支配に驚きました。
大韓航空といえば、国を代表するナショナルフラッグキャリアです。
国営とは言いませんが、公的な役割が多いのではないでしょうか。
それを一族経営とは!
韓国は、サムスン、現代自動車など財閥が国家経済を支配することで知られています。
どんなに優秀でもサムスンのトップにはなれません。
それでもこの数少ない財閥企業に入り高給をとることが、かの国の成功となります。受験戦争の厳しさはよく知られているとおりです。
日本でも政治の二世議員はとかく批判の対象になります。
企業もそうではないでしょうか。
韓国社会が停滞しているように見えるのは、このあたりにも一因があるのではないでしょうか。
そのはけ口に、反日が利用されているような気もします。
どんなスプーンをくわえて生まれてくるかで、人生が決まる国に生まれなくて、つくづくよかったと思います。