本日オウム関連死刑囚の残り6名の死刑執行が行われた。当然である。死刑制度を有するわが国で、隣国では考えられないような丁寧な3審制の裁判を行い(どれほどの金がかかったか試算して欲しい)、これまた専門家である裁判官が「死刑」の判決を下したのである。粛々と執行あるのみである。彼らの死刑執行に署名した上川陽子法相には、心から感服し、最大限の敬意を表する。記者会見に臨む凛とした表情に、政治家かくあるべしと感じた。どれほどマスコミから叩かれるか、またオウムの残党から一生命を狙われるか(警察庁長官ですら狙撃されたのである)、欧州から非難されるとか、彼女の受けた重圧は想像しえないほどである。ひたすら職務を遂行されたのである。立派ではないか。NやOが女性宰相候補と持ち上げられる中、このような方こそ初の女性宰相にふさわしいのではないかとすら思った。腹の座り方がちがう。また例によって、害毒をまき散らすばかりのTVコメンテーターが、オウムの闇は明らかでないだの、もっと語らせるべきだっただのほざいている。そのための裁判をやりつくしたの。裁判記録をすべて読んだうえでの発言なら許す。読んだか?己の生活のために、ふやけたことを言うでない。死刑によって「殉教者」になるという論もあるらしいが、生きていたって、「霊力は届く」なんて言うにきまっているのである。1ヶ月に2度の死刑執行は初めてだの、過去最高の死刑執行数だの、産経新聞までが書いている。死刑判決が出て、半年以内に執行しない方が法を無視してることになるでしょうが。死刑執行でよかったのである。惜しむらくは、オウムに破防法を適応しなかったことである。武器、毒ガスまで製造して国家転覆を真剣に考えていた団体である。またオウムは北朝鮮やロシアとの深い関係が指摘されている。返す返すも、時の政権が社会党の村山政権であったことが悔やまれる。社会党は北朝鮮やソ連と深い関係があるからね。日本は国難の時、なぜか愚物が総理である。これも選んだ国民の責任である。