息子の中学入試が終わりました。このブログで散々書いてきましたので、知らんぷりはできません。結果として惨敗したとお伝えします。合否ぎりぎりと考えていた、灘中入試は完敗でした。そして大丈夫かなと思っていた東大寺学園も惜敗でした。以前から私の思うところですが、入試は人間が試されます。結果が全てですので、息子に実力がなかったのだということです。力を発揮できなかった息子の人間力が足りなかったのでしょう。ただ私は思うのです。彼に力を発揮させてやれなかった、親としての私の責任を免れません。彼は「がんばれ」という言葉をかけられないくらい頑張りました。毎日6時半に起床し、学校へ行くまでの1時間勉強しました。塾からの帰宅後も1時前まで勉強しました。六年生になってからはすべての日曜日はなくなり、大晦日も元旦も当然一日中勉強しました。これだけやって、塾内部でもいい評価をもらっていた彼が、惨敗を喫したのです。自分の番号を見つけられない衝撃を続けさまに2度も受けたショックはいかばかりでしょう。未だに彼は混乱していると思います。平静を装っている彼の姿を見るのは本当につらい。なぜ彼に力を発揮させてやれなかったのか、毎日毎日私は考えています。私に何が足りなかったのか。自責の念は日々大きくなるばかりです。しかし彼の6年後へ向けての毎日はもう始まっています。中学入試がゴールでないことは百も承知。将来の夢へ向かって、下を向いている暇はありません。彼が今回の挫折を糧として、一回りも二回りも大きな人間になるように、私は命をかけて彼を守り育てようと思います。彼が全身全霊努力した事実はなくならない。そして彼の頑張りを私たちは誰よりも知っている。そして入試に落ちても、彼のその素晴らしい人間性はまったく変わらない。親子ともども立ち直るのにもう少し時間を要しますが、手を携えて成長していきたいと考えます。