昨日の続き。
鎌田浩毅先生について付け加えます。
是非観ていただきたいのが、先生が定年退官される際の、京大最終講義のyoutubeです。
この拙いブログを読んでいただいている方なら、だれでも観ることができます。
下記をダブルクリックしてください。
京都大学 2020年度退職教員最終講義 鎌田 浩毅 (人間・環境学研究科 教授)「地震・噴火・温暖化は今後どうなるか?」2021年3月10日 – YouTube
あとご講演に備えてというか、興味の向くままに読んでみた著作を4つほど紹介します。
「揺れる大地を賢く生きる」角川新書
10月刊行された、最終講義の雰囲気を味わえる良書です。先生の伝えたいことがたっぷりと記されています。過去の著作を読んでからのほうが理解しやすいかも。
「武器としての教養」MdN新書
何故勉強するのか、勉強する人はどう生きるべきかなど、今後知の社会で生きる人のための著作といえるのではないでしょうか。先生は高校生にと仰っていましたが、遅すぎる。中学生や、中学受験に頑張っている小学生に読んでほしい本です。難しいけど、それを乗り越えるのが大事だよ。
「富士山噴火と南海トラフ」ブルーバックス
久しぶりにブルーバックス読みました。「ブルーバックス」にピンとこない人は、読まなくて結構。わかりやすいのですが、中高の基本的な地学の基礎知識のない人は、理解が難しいかも。でもとても面白いです。
「生き抜くための地震学」ちくま新書
いざ大震災に遭遇したらどうするかなど、やや一般向けの著作です。理論より実践。理屈を知らなくても、生き延びればいいのです。
著書は多すぎて読み切れませんが、知っている人とそうでない人の差は決定的に違います。必ず来る大震災を、軽やかにいなすため、心と頭の準備をしましょう。
誰も助けてくれないのですから。