学会の楽しみに一つに、開催地の食べ物があります。
札幌での開催でしたから、北の大地の豊かな食材を味わいたい。
学会の前日は、普段メールのやり取りをしている山口の先生と初めてお会いし、そこに京都の重鎮が加わって、美味しい会席をいただきました。毛ガニなど、豊かな海の幸が素晴らしかったです。ただ札幌の味付けなのか、その店なのか、少し私には塩辛かった。
学会当日の会長招宴は参加者の多くが参加しての北海道の食材がふんだんに用いられたフレンチのコースでした。全国から集まる学会ですので、県別の席割。大阪のこれも重鎮の先生と、たわいもない話で盛り上がりました。「ニッカ」が保存している、とっておきのウイスキーを供出していただき、芳醇な日本の年代物のウイスキーを堪能しました。
御馳走はそれでとても美味しいのですが、私のB級舌はそれでは満足できません。
「しめパフェ」てご存じですか?お食事したりお酒飲んだりしたあとに、ラーメンの代わりに?食べる夜のパフェのことです。大人のパフェですね。情報では、人気店はネットで予約したり、1-2時間待たないとありつけないそうです。酔い醒めるやん。
札幌がその「しめパフェ」の発祥地なんだそうです。行かねば。
でも学会期間中は朝早いので夜遅くの「パフェ」は行けません。札幌の宿に着いて荷解きして、超人気店の一つが週末は昼も開いているので、さっそく行ってまいりました。まさか還暦過ぎて一人でパフェ食べるとは思わんかった。
チョコパやフルーツパフェとは別物でした。季節の野菜や果物を素材にしたクリームやシャーベットがふんだんに。私は「南京と林檎のパフェ」を注文。カウンター席の右も左もおっさん一人の客!びっくりです。せっかくだから、「余市(ウイスキー)」のロックを飲みつつパフェ。パフェとウイスキー。高相性です。高めの値段やけど大満足。
帰阪する日に小樽観光を数時間したのですが、ここでもレンタサイクルを駆って、小樽名物?B級グルメの「餡掛けそば」をいただきました。いろいろなバリエーションがあり、量も多く(大事!)大満足でした。北海道=海鮮丼ではありません。丼に3千円はちょっと。というのが私の金銭感覚です。
グランクラスで贅沢したので、宿は公共の宿、食事は安くてうまいものを楽しむのです。
(続く)