この猛烈な暑さの中、夏の甲子園が始まりました。「この猛暑では、エアコンをつけて外出を控えましょう」と言ってる朝日新聞はどう説明するんでしょうね。選手だけでなく、観客から死者が出てからでは遅いと思いますが。100回記念ということで、朝日もNHKもえらいはしゃぎようで、毎日特番をやってるみたいですが、どの口で言う?と思います。大人の銭儲けのために、青年を食い物にしていいのでしょうか?私が医務委員を務めている堺ラグビースクールでは、以前から徹底した熱中症対策をとっていますが、昨日の練習では、堺J-グリーンの屋根付きコートを借りました。屋根があるだけで、そんなに変わるものなのか?と半信半疑でした。それがびっくり。8時の練習開始時のWBGT温度計は28.3度。これでこの日の練習時間は最長1.5時間決まります。それまでに31度を超えれば練習は終了です。結果。練習終了まで28度台を維持したのです。いつもゆでだこみたいになる生徒がすっきりとしています。気分が悪くなった子はひとりだけ。指導者もこれなら、昼からも活動できるでしょう。ちなみに終了時の日向のWBGT温度計は31度を指しました。2時間借りるのに、3万円かかるそうですが、それで熱中症を防げて、暑さから集中力を欠くこともなく練習できるのだから、案外安い買い物かもしれません。甲子園もどうしても夏に開催したいなら、ドームでやればどうですか?札幌ドームでやれば北海道に大きな経済効果をもたらすでしょう。汗と土にまみれなければ青春じゃないとでも?それじゃぁ日大やボクシングと根っこが同じじゃん!朝日新聞は応える義務があると思います。