あまり意識している国民は少ないのかなと思うのですが、日本は世界最古の最長の王朝をいただいている国です。

ヨーロッパの王室のように血で血を争う戦いを行って、生き残ってきたわけではありません。神武以来2600有余年、存在が確定している天皇だけでも1600年以上の連綿と続く王室が皇室です。

今、その皇統に断絶の可能性があるわけです。

天皇継承順位は、まず秋篠宮皇嗣殿下、次に悠仁内親王殿下です。それだけです。悠仁内親王の通う学校のまさにお使いになる机に刃物が置かれるなど、皇統を途絶えさせようとする勢力があります。

ではその皇統を安定させるにはどうしようということを検討し提言したのが本書です。

そもそも天皇は権威ではあったけれども、権力を握っていたわけではありませんでした。鎌倉以後の幕府をみれば明らかですね。天皇はほぼ常に権力の外側にありました。その皇室が続いたのは、日本統合の象徴として先人がその尊さを知っていたからでしょう。

それを生半可な知識と感情で、男系が継いできた皇室をなきものにしようという勢力が跋扈しています。

その最たるが「愛子内親王殿下を天皇に」です。過去女性天皇はおられますが、すべて生涯独身か子供をなさなかった。愛子内親王にもそうせよというのでしょうか。糞みたいな夫を掴んだらどうするの?私が中国なら、中国人を皇室に送り込んで、皇室の権威を貶める工作をするでしょう。

難しい話ですが、理解せずして皇室を語ることは失礼です。

秋篠宮家をこき下ろす女性週刊誌の存在は、その後ろにいる左翼や外国を想起します。

皇室が不安定になると、日本は根無し草の金がすべての卑しい国になります。そのことを国民は自覚し、生きる必要があると考えています。

待合室に置いておきます。ご一読を。