遅くなりましたが、本年6冊目の本の紹介です。実は2月の初めに読了しております。 青山 繁晴 著  ぼくらの哲学  飛鳥新社 関西ではけっこう顔の売れている、私が尊敬する方です。己の信ずるところをまっすぐに生きている。羨ましく、彼の言葉を聞くたび腹の底からエネルギーが湧いてきます。この本は、「月間WILL」に連載されていたものをまとめたものです。中心は沖縄の話です。皆さん、沖縄が大東亜戦争における唯一本土で戦闘があった場所とご存知ですね。でもそれは沖縄がどうでもいいからそこで戦ったのでないことは常識と思っていました。沖縄で戦死した方は多くが沖縄とは何の縁もゆかりもない人です。彼らは沖縄のため、日本のために命をささげてくださったのです。私はこれだけでも、感謝で震えてきます。ところが「沖縄を犠牲にしてのうのうと繁栄しやがって」とたきつける者どもがいます。それを利用して私欲のために動く人、また近隣特亜のために行動する輩がいることを本書は痛烈に告発します。日本人として生きるとはどういうことなんでしょう。青山さんは常にそのことを問い続けているように感じます。本書の中に、昨年の参議院選挙での難波駅での街頭演説の写真があります、私が実は写っています。探してみてください。皆が志高く生きれば、日本は素晴らしい国であり続けることができると考えます。本書は希望の書であるかもしれません。