先週末は、例によって勉強会に出席。通常は1時間余の演題が二つなのだが、先日は3題であった。診療を終え、あわただしい昼食を終え、会場へ。気分転換に運動したいんだけど。午後3時過ぎから開始。それでも100名を超える参加者。世間の人は、開業医はゴルフでもしてると思っているのでしょう(笑)。私はこの4か月、本以外買い物をしていない。時間がないのだ。自分の選んだ道だから後悔はない?前の席に、80歳を前にした先輩が。思わず背筋が伸びる。どこかの教授をされてても不思議でない方なのである。3演題いずれも興味深く、有意義であった。ここで得た知識を患者さんにフィードバックできるのが喜びなのである。ただ3時間超集中するのはさすがにきつくなってきた。 ちょっとしたお話を。骨粗鬆症の治療はなぜ必要なのか。つまり骨が丈夫であるとはどういうことなのか。結論: 健康寿命が延び寝たきりそして認知症を防ぐ。これに尽きる。骨粗鬆症を放置することは認知症に直結するのである。大阪の健康寿命は、女性は全国最低!男性も下から3番目。ひどいものである。堺はその大阪で最低ランクである。私たち医師、その中でも整形外科医の役割は非常に大きいと感じる。残念ながら、そうとは思ってくれない患者さんが多いこと。根気よく、患者さんに理解してもらう作業が必要と痛感する。血圧正常でも、寝たきりのボケ老人じゃ意味ないでしょ。翌日の日曜日は、ラグビースクールの練習に付き合い、午後は久しぶりにスポーツクラブで運動。これも自分のためでない。ふー。