岸田さんが自民党総裁選に出馬して以来、彼が「財務省の犬」であり、穏健派に見せかけた「親中」議員だと批判してきた。

そして彼を支持する国民を「節穴」呼ばわりしてきた。

参院選の公示にあたり、高支持率に気をよくしたのか、慢心しているのか、とんでもない野郎であることが、如実になってきた。

まだこれでも国民は彼を支持するのかね。

まず、あまたある政党の中で、ただ一人減税を否定した。「財務省の犬」の面目躍如である。なぜかワイドショーでは報じない。左派系TV番組もだ。

また、核共有、原子力潜水艦の寄港や導入も明確に否定した。

毎日のようにチャイナの軍艦が尖閣周辺を航行し、ロシアの軍艦まで日本海を航行する中で、そう言える神経がわからない。

さらには、米国に公約した、防衛費倍増も、その予算編成がこれから忙しくなるときに、内情を一番理解する防衛省事務次官が退任させられた。予算を握る財務省が防衛予算増を許さないのであろう。財務省の言いなりの総理。泣けてくる。

公約に憲法改正を掲げるらしいが、断言する。岸田総理は絶対に憲法改正しない。そんな根性あるわけない。

月20円ほどにしかならない節電ポイントを自ら記者会見するバカさ加減。物価高(日本は低いのだが)を補助金で糊塗しようとする姑息さ。

どうも物事の本質を見極められない愚物と見受ける。

私は自民党員だが、この政権の延命につながる、参院選挙自民党勝利への投票行動は正しいのか、心から悩んでいる。

せめて比例区は「反岸田」の候補者に投票しようと思う。

どうか投票日までに、多くの国民が目覚めてほしい。