若い人は、当然ご存知と思います。
皆さん「ぼっち」って知ってますか?「ひとりぼっち」のことです。
大学で、昼食を一緒する友人がいなくて、「ぼっち」食はみじめだと、昼を抜いたり、おにぎりなどでこそこそと食べる人が増えているのだそうです。
なかにはトイレの個室で食べるとか!
それでこれではいけないと考えた大学が、テーブルについたてをして、お互いが見えないようにする「ぼっち席」を作り始めているのですと。
「ぼっち」で食事するのがみじめなのか、「ぼっち」そのものをみじめと考えているのか。
私は大人とは孤独であると思いますし、孤独の中で深く思索し、自分を向上させるのが楽しいのでは。そして高めた自分を仲間とぶつけ合い、互いに成長する。
LINEとかみんなつながりたがりすぎではないでしょうか。あんなもの友情でも連帯でもありませんよ。切磋琢磨することもなく、お互いが監視しているだけじゃないですか。かえって息苦しく感じるのは私だけでしょうか。
私は子供たちや甥っ子とつながっている以外は、一切のSNS系をしてません。TWITTERもしてません。
自由でいたいからです。
あえていえば私は「ぼっち」が大好きです。塾の迎えなどで早く着きすぎた時には、近くの飲み屋で一杯やりながら読書。最高の時間です。
「ぼっち」って誰からも邪魔されないわけでしょう。学生の本分である「学問」=「読書」すれば?
で私が孤独かって?
いやいや、飲み会や食事会をする時間の調整がつかないほど、付き合いの深い友人は多いですよ。
その友人たちも「ぼっち」大好きですね。だからお互い楽しい。
高校の同級生がほぼそうですね。年に何回か集まりますが、55歳になろうという男たちが、カラオケなし、若い女の子なしで、ひたすらしゃべりまくる。
「ぼっち」の集大成であります。
大学も「おひとり様席」を作るのでなく、「おひとり様」が一堂に集まり食事できる談話室を作るほうが建設的ではないでしょうか。