先日の東京出張での宿泊は、念願のアパホテルであった。到着が午前0時ころで、チェックアウトが午前7時だから、高級ホテルに宿泊する意味がない。ひとりだし。もっとも貧乏育ちだから、泊まろうとも思わんし。今はネットで格安で宿泊できる。ただ一番気にするのが、ベッドの大きさ(長さ)である。身長180㎝なので、短いベッドだと、足首にベッドの端が当たって、熟睡できないのだ。貧乏研修医のころは、ドリーム号で早朝の新宿に到着、学会、そして安宿が定番だった。するとみんなベッドが短いのである。アパホテル、少しベッドが短いぞ。幸いダブルルームだったので、斜めに寝た。ただ東京駅徒歩10分、週末で11,000円は安いかな。30年前でもそれくらいしたし。なぜアパホテルか。あの、ひそひそ話ができない大陸からの方々がいなくて静かだろうと思ったからである。というのもアパの社長の著作が各部屋にお置いてあって、そこに「南京大虐殺はなかった」の記述にチャイナが噛みついて一件がありましたよね。大陸ではアパの予約ができなくなった。「天安門の大虐殺」もなかったことにするチャイナらしい振る舞いである。この件でアパの宿泊客は増えたらしい。とにかく静かに眠れるだろうと選んだのである。正解だった。ただ午前0時でもチェックインに並ばされるのには閉口した。システムが悪い。よほどフロントを信用していないのか?チェックインは人が担当し、そのあと別の場所の据え付けた機械で料金支払いと、ルームキーの受け取りをするのである。みなまごまごしている。そのたびに、チェックインカウンターから人が離れる。改善の要ありである。「ECO」と言っているが、要は経費節約だろう、バスタブの湯はここまでの線が貼ってあったり、冷蔵庫のスイッチが入っていなかったり。ここまでせんと金は貯まらないと教えていただいた(笑)。おまちかね、社長の著作である。「第二次世界大戦で亡くなった戦士の声」「やすくにの遺書」。残念ながら中まで読めなかった。眠たいのに英語では撃沈だろう。一緒に奥様のお写真が表紙を飾る、著書もおいてあった。余計かな?備え付けの歯ブラシは、なぜか上等でした。悪くないけど、ベッドの長さがネックになる。次はないかな。