読売テレビで毎日曜日放送している「世界の果てまでイッテQ」という番組の名物コーナーでタレントの宮川大輔さんが挑戦する「世界の祭り」で、突然のヤラセ疑惑が持ち上がっている。例によって「週刊文春」の報道である。ヤラセを認めなかった日本テレビも、各メディアが検証を始めたことによって、どうやら降参するらしい。企画を中止するらしい。実は私は、この番組でこのコーナーが好きなんである。「西郷どん」はビデオで観るので、食後の風呂待ちに時々観ていた。宮川さんが、ばからしい(失礼)競技を真剣にやるのが、好ましかった。別にヤラセでもいいのに。川口浩の探検隊を世紀の発見と信じてた大人はいないやろ。そんなもんだ。あのコーナーは、一生懸命することで現地の人とボディラングエッジするところがいいのである。文春が無粋なのか。ヤラセを認めない日本人が偏狭なのか。プロレスやと思えばいいのに。