お寒うございます。
今日は昼間雨模様でしたが、雨がやむと夕方から寒気が入り込んだのでしょう、風もでてきて気温が一気に下がったようです。
患者さんは当然、厚着です。当院の室温は低くないと思うのですが、待合室の患者さんはダウンやそのほか外套を身に着けたままの方が増えました。
診察室にもそのまま入ってこられる方も案外多いです。はっきり申し上げて、これも日本人の劣化のひとつと思います。
そんな服着て、どうやって頸や腰を診察しろというのでしょうか?考えなくてもわかりますよね。
医者は人を診るのが商売ですからね。待合室や受付での一挙手一投足を実はよく観察しています。またこれは後日。
さて私は冬も半袖の白衣です。いわゆるケーシータイプというやつですね。
60年代にTVドラマでベンケーシーという医者もののドラマがありまして、その主人公が着ていたためにこの名前がつきました。決してケーシー高峰ではありません。
なぜこれを着ているか?それは消毒時に白衣の袖で、傷口を汚さないようにするためです。まちがえないでくださいね。白衣が汚れるのが嫌なのではなくて!傷を不潔にするのがいかんのです。
ですから大学病院などでは、教授などがケーシーは着ません。処置は若手の仕事です。そのかわりパリッとした長袖に、ネクタイをしめている。
私の場合、夏はスクラブといわれる、手術場で着るような半袖のV首を着ます。ドクターX大門先生が着てたり、ERの先生のおきまりです。
一部やせがまんではあります(笑)。
医療においては、なんとなくこうなっているというのはあまりないようです。何かしら理由があります。やはり科学なんですね。
あ、もう午前1時。今日もほぼ14時間働きどうしでした。もっともコーヒーはインスタントながらホットを飲みました。おやすみなさい。
2015-01-07