安倍晋三元首相が銃撃され心肺停止の報が流れている。

青天の霹靂である。午前の診察後、ネットニュースを見たときは、悪い冗談かと思った。現実感がまるでない。

まさか日本で、優秀といわれる警察がいるにもかかわらず。

犯人像はまだ不明であるが、元海自隊員であることはあまり意味がないような気がする。

私の勝手な想像で無責任な推察をすると、まず安倍さんが保守だからと言って、左翼の犯行ではないと考える。

左翼は単独テロを行わない。彼らが殺すのは身内である。左翼は独裁だからトップに立たない限り意味がない。だからそのために血で血を洗う内ゲバに走る。安倍さんを暗殺したとして、組織のトップに立てないのだから意味がない。

右翼思想の可能性はあると思う。安倍さんに憲法改正を期待した人は多かろう。私もその一人だ。国政選挙に5回連続勝利し、盤石の政権基盤をもっていたにも関わらず、とうとう憲法改正の動きを見せなかった。「ヤルヤル詐欺」とまで言われている。

さらにロシアのプーチンにコケにされて、挙句は領土問題はなかったかのようである。

また北朝鮮の拉致被害者に対する進展はまったくなかった。

後ろ2者は武力を持たない限り解決はないと思うので、やはり9条を改正できなかった保守や一部右翼の不満は多いと考える。

「一人一殺」の思想をいまだに堅持し実行しようとする輩がいても不思議ではない。

犯人がそうだとは言えないが、そういう思想にかぶれたり感化されたりしている可能性はあると思う。

ただ一番可能性を感じていまうのは、最近とみに増えている。自己肥大野郎である。己の不幸は他人のせい、勝手に不満を募らせて、頭が自己肥大し凶行に走る奴。

京都アニメの放火犯、新地の精神科で放火した奴、秋葉原でトラックで無差別に人をハネタ奴などである。

こんな屑野郎のせいで安倍さんにもしもがあれば、日本の損失である。

今はただ、無事を祈る。