梅雨も末期となり夏本番が近づいてきた。

連日報道されるのが学校現場における熱中症騒ぎである。

「教師はバカなのか」。

これを言ってだめならば「教育委員会や教育現場はバカなのか」

私がいつも感じていることである。

断言する、熱中症を引き起こした教師は「傷害罪」などで逮捕起訴されるべきである。

というのも、環境省は、学校現場における熱中症予防に関する運動指針を出している。(表参照)

これによれば、WGBT温度計(気温と湿度を勘案した温度を出す温度計)で31度以上なら、運動してはならないと書いてある。

30度を超える今の時期に、運動会や体力テスト、部活動を行うことがどれほど犯罪的であるか。

それすら教育現場は理解できないのか。

愚かと言わざるを得ない。

さらに言う。このWBGT温度計、しっかりしたものでも3~4万円で購入できるのである。これを各学校に配布して、環境省の行動指針を守れば、熱中症の発生は相当数抑えられるのである。

なぜこれができないか。

ひとえに教師の頑迷さと無責任によるものであると、私は確信する。

生徒を死なせても、責任を取るのは教育委員会だからね。

これは週末、炎天下に一日中野球やサッカーをしている団体も同罪である。

さらに言えば、それを知らんぷりする高野連などは犯罪を助長する集団といえよう。

私は心底怒っている。