国際政治は、ある意味極道の世界に似ている。

親分子分があって、組同士の抗争があり、頭を下げた方が負けである。

武器を揃えて、懲役も怖くない鉄砲玉を飼う。

ほんとは警察の手入れがこわいとはずだが、武器と兵隊数を背に意地の張り合いである。

そこへ行くと、わが岸田総理は喧嘩の仕方を知らない、坊ちゃんだ。この世界ではバカと言っていい。

日中首脳会談のことである。

安倍さんは常々「日本は中国に対し、常に門を開いている」と言っていた。習近平に「お前から言ってこい。俺は別に合わんでも困らない」と示していたのである。

ところが岸田総理は、こちらから会談を持ち掛けた。中国が日本に「会ってやる」図式ができたのである。ここで勝負ありである。

バカが世界の報道陣の前で、ニコニコデレデレ笑いやがって。客商売の主人でももっと毅然としているぞ。

あれではキンペイに言うべきことを言えるはずがないのである。

中国を非難したのは、もうすぐ政治の表舞台から去る、李国強首相との会談でである。

情けない。

私は彼の総理就任から、このブログでも非難しまくってきたが、早く引きずりおろすべきである。

この冬にも台湾侵攻が言われているときに、彼では日本は滅びる。

彼のために政治も経済も日本は奈落の底へ落ちていく予感がする。