関西万博まであとひと月足らずとなりました。

小学4年生という、多感な時に大阪万博を経験した私は、ワクワクした思いでおります。

写真は我が家の本棚に鎮座する、55年前の公式ガイドブックです。万博愛を理解いただけますか。

前売り券も買いました。開幕日に入場予約もしました。シャトルバスも予約済です。

世間は批判的な論調が多くありますが、私自身日本が超高齢社会になり元気がなくなり、政治の貧困が国民の貧困を招いたせいで、そうなっているのだと思います。

未来ある子供たちこそ万博を楽しんでほしい。

しばらくは55年前の大阪万博の私の思い出を語らせていただきます。

まずは食から。万博は展示だけを楽しむものではありません。

食も楽しみましょう。

皆さん、誰でも一度や二度は、こんな美味しいもの世の中にあったのか!と感動した食べ物はあると思います。

私が最初それを感じたのは、大阪万博での「アメリカンドッグ」です。ソーセージを少し甘い分厚い衣で揚げてマスタードとケチャップをかけて食べるあれです。

今ではスーパーにも売ってますよね。

初めて経験する味は嬉しいものです。それはそれは感動しました。そういえばマスタードも初めてやった。辛くない辛子!

この時は平日の夕方で、叔父がいきなり自宅へやってきて「万博連れてったる」と万博デビューしたのでした。夕闇迫る中、アメリカ館も空いていて、建物を1周して待ち時間なしで、月の石を観ました。

でも案外小さく美しもない「月の石」より、「アメリカンドッグ」こそが、私の万博一番の思い出です。

未だに時々無性に食べたくなります。