あと開幕まで50日を切った関西万博の前売り券が売れてないらしい。

そらそうやろう、と思う。

まず日本が超高齢社会である。明日への希望など持ちようがない。加えて若い層は江戸時代もかくやという高い社会保険料や増えるばかりの税金に喘いでいる。子供をもつどころか、結婚すら現実的でないのである。

万博と言えば未来への希望を見せるところであろう。その日の食事にも事欠く人たちの増加を政治家はどう思っているのか。

それでも子供たちは行くべきである。貧者の小道具であるスマホから顔を上げてほしい。自分たちには輝く未来があるかもと感じてほしい。

「月の石」のような目玉はなくても。

私は大阪万博の時、小学校4年生だった。万博の衝撃は私の人生に大きく影響を与えた。「環境が」などと言ってる首長は馬鹿かと思う。

というわけで、65歳になる私であるが、娘に頼まれたのもあって、通期パスを購入した。

関西万博は来場日時を予約せねばならない。並ばせないためだそうである。余計なお世話だ。ただうろついて、美味しものを食べたいだけの人もいよう。おかげで私は開幕日11:00まで入れない。しかも入場口まで指定された。何で行くかも決めてないのに。

とにかく予約もスマホだから面倒なことこの上ない。吐きそうである。

それが・・・

前売りがはかばかしくないから、通期パス割引だそうである。しかも時間指定しなくていいのだそうである。しかも私にはできない閉幕間際の混雑日にも入れるのだそうである。

石破―!こいつは困ったら、ルールを捻じ曲げて勝手しやがる。

普通前売りというのは、資金調達のためにあるから、その人たちを優遇するのではないのか。早く買ったものがバカを見る。

しかも当日券まで売るらしい。こいつらが私より早く入場できるなど許せない。並ばない万博はどこ行ったのか。

しかも混雑日は販売しないのだとか。そんな情報、いちいち調べて来るわけないやろ。きっとなし崩し的に、毎日販売することになるぞ。

しかも今度の万博は「現金不可」なんである。

年寄りを締め出すためか?これもきっと現金可能になるだろう。石破ならきっとやる。

とにかく今回の原理原則を無視した、「正直者はバカを見る」措置は、将来に禍根を残す。

間抜けとずるい奴が得をするようにしたのだから。

皆さんに言う。中国人のふりをして、大声で騒げば、きっといい目に合うよ。

「無理が通れば道理が引っ込む」の典型となりそうである。

ここでも石破と維新はつるんでいるのかもしれない。

暴れたろかー!