昨日、もうすぐ入学式を迎える次女が、岩手へ旅立った。次に会えるのは夏だし、いよいよ念願だった医学の勉強ができるとあって、笑顔で送りだしてやろうと、家族そろって6時前に伊丹空港へ。ターミナルビルの前は改修のため道路が2車線になっている。降車もままならない。春休みだし、荷物を預けるカウンターはすごい列である。余裕をもって着いたのに、ぎりぎりになってしまった。ゆっくりと言葉を交わす間もなく、搭乗口へ消えていった。さぁ、展望デッキから見送ろうと。できないのである。屋上に上がれない。ビルも工事中で、滑走路の見える店も閉まっている。のこされた家族全員しょんぼりして、搭乗前の娘にメールして、営業していたレストランで朝食を摂って帰宅したのであった。忙しくな年度末までに工事は終了すべきでないか?4月18日にオープンするとのことである。外国人旅行者が急増したからと言って、廃港にしようとしていた空港施設を拡張もしないで、工事しても無理があるでしょう。儲けを失いたくないくせに、ジェット機の離着枠を設けている、欲どおしいことこの上ない。肩透かしをくって、一日中元気の出ない日であった。夜娘からメールがきた。出会う人がことごとく、親切なんだそうである。岩手の第一歩。人を好きになることで順調のようである。