万博小僧の私です。大阪万博(日本万国博覧会が正式名称のようです。国を挙げての催しだったのですね)以来、ポートピア(神戸ポートアイランド博覧会)、大阪の花博(国際花と緑の博覧会)は熱心に通いました。愛知万博(愛地球博・2005年日本国際博覧会)は遠いので1回だけ子供たちを連れて行きました。筑波博は遠すぎて遠慮しました。
参加した博覧会のガイドブックは皆今も本棚を飾っています。
そしてこの度、関西万博のガイドブックを購入。何といっても、パビリオンのスタンプを押さねばなりません。(家族からは「そもそもスタンプが置いてあるの?」という問題提起。
スタンプ帳でなく「公式」ガイドブックに押すのが値打ちと信じてます。
ところが購入して、困った問題が。
重い!
なんと840gもある。大阪万博のガイドブックが420g。ちょうど倍です。
これにお茶やカメラなどを持参すれば結構な重さになります。
また大阪の時はB5の大きさだったものが、今回はA4サイズ。手にもってうろうろできるサイズではありません。
大きく重い教科書に小学生が泣く気持ちがよくわかります。
アメリカなどの外圧に負けて、昔から使ってきたB判サイズを捨て、A判に走った日本政府を呪いたい気分です。
ともあれ、リュックが重くなろうとも、老体に鞭打って、スタンプ集めを敢行しようと思います。
ええ年のおっさん(会期中に高齢者の仲間入りです)がにやにやとスタンプを押している、絵面はどうかと思いますが、たぶん生きている間の最後の万博だろうから、少し経済的にも余裕ができたので、うまいものを食って、父の恨みを晴らしてやるつもりです。
ここまで書いて、診療後のネットニュースを見ていると、驚愕の事態が。
なんと未来都市のイラストが、未完の状態のものが掲載され、完成後のものが掲載されていないとのことです。
工事が完了せず、開幕直後は入場できないパビリオンの存在を噂され、何かとグダグダの関西万博ですが、日本人全体がレベルダウンしてきたのだと痛感します。