少し新年の騒々しさも収まってきたようなので、息子を連れて映画「海賊とよばれた男」を観に行きました。空いてました(苦笑)。子供は息子一人。2時間超の昨今の映画としては少し長めです。百田尚樹さんの原作は単行本2冊の大作で、数十年の時間の流れを2時間に落とし込むのは相当な困難があったろうと思います。最初の東京大空襲といい、CG技術の進歩は目を見張りました。大東亜戦争の開戦に至る経緯や、終戦後のGHQの本性などある程度歴史の素養を必要とする映画でした。ただ息子は何にかはわかりませんが、琴線に触れるものがあったようで、原作を読むと息巻いております。昔の日本人は立派であったと誇る気持ちになると同時に、対してお前はどうだと感じさせるものでありました。