嫁ハンには「大人気ないし、どうせ本人はあんなブログなんて見てないからやめとき」と言われたが、職員の苦労や努力を踏みにじる行為なのであえて書く。
本人が気を悪くして(こっちが気ぃ悪いわ)通院しなくてもかまわない。
世にはびこる「半可通」は迷惑このうえない。いな、邪魔でしかない。
通院されてる方はご存じのように、当院待合室の本箱の上に花を飾っている、いずれも患者さんから頂戴したものである。
この世話が大変なんである。枯らさないのはもちろんのこと、あわよくば再び花を咲かせようと職員は一生懸命である。
週末は少しでも明るいところにと、窓際にすべて移す。毎週である。
年末年始もそうしたうえで、毎日診療所へ行って、シャッターを開け日当たりのいい場所にさらに移動させて日光浴。
夏や冬の水加減にも細心の注意を払う。
命の継続、である。
さて写真手前のシクラメンである。これは今日のお昼、日向ぼっこの花たちがあまりに気持ちよさげだったので、思わず写真に撮った。
よく見てもらうと、小さな蕾がわかるでしょ。正月休みにやっと蕾が育ってきたのである。
春を感じてもらえるかな?
私のような唐変木でも、心和やかになった。
ところがである。
なんと親切心からかこの蕾を「花殻」とちぎって受付へ持ってきた者がいるのである。
写真撮影3時間後の見るも無残な姿。
丹精込めて育ててきた職員の心中、察してください。
「蕾」ですと言っても、聞き入れなかったそうである。
こういうのが一番始末に悪い。悪気がないのである。だからこちらの気持ちも全く分からない。それどころか職員無知と思うだけ。号泣!
年末年始含めた毎日の私たちの行いは無に帰した。
頼む。知らんのやったら、いらんことせんといて。
これは普段の診療にも言える。
たかが、嘘9割のネットで得た知識をひけらかして、私の説明を聞かんのやったら。
「来んといて」
可哀そうなシクラメンを見て、妻と職員の嘆く姿が不憫である。
「半可通」己の世界のみで生きてくれ。