昨日の衆議院補選で、立憲民主党が全部勝った。

果たして、皆さんこれでいいんですか?立憲のどこに日本を運営する能力があるというのか?

悪夢の民主党政権を忘れたのか。東日本大震災の時、時の菅直人内閣のとった不誠実極まる行いを忘れたのか?

もうあれから12年経過するのに、立憲民主党関連でテレビに登場するメンバーに変化ありますか?いまだに小沢一郎がでしゃばって、元代表の泉さんの交替を要求している。交替するなら、党大会を開いて、堂々と選挙しろよ。

本当の敗者は自民党ではなく、投票に行かなかった選挙民である。投票率は島根55%、東京40%、長崎35%である。政治を変えるのは国民の投票以外ない。投票しなかった国民は政治に文句を言う資格はない。

低投票率だから、組合などの組織票のある立憲民主党に有利に働いたわけである。

ここで一言いいたい。パーティで献金のかわりに金を使うことは悪で、組合費として徴収された金が政党に流れるのはかまわんのか?共産党なら赤旗の購読料だ。

支持する政党に金を使うのは当たり前だと思うけど。

これに税金がかからないのが悪いのであって、脱税で検挙しない国税の怠慢であろう。恩を売ることで、政治家をてなづけたい財務省の思惑が見えるようである。酷税や上がるばかりの保険料で国民の怒りは頂点に達したのだ。

今度の選挙で、見えてきたことがふたつある。

マスコミは徹底的に、日本の国柄を守りたい「保守」の存在が嫌いなんやな。東京補選で4位に入った「飯山陽」さんを報道したマスコミがどれだけある。たいていの有権者は「日本保守党」の名前すら知らないのではないか。近く行われる総選挙でも、「日本保守党」は徹底的に無視されるのであろう。

「LGBT法」を可決したことで、自民党を見限った日本の保守層は、日本保守党に向かうか、青山繁晴参議院議員を中心とする自民党保守派の活躍を信じるかに分かれるだろう。

それと、いわゆる「無党派層」は愚者の集団と確信できたことである。支持政党なしというのは、己の日本に対する対峙の仕方が定まっていないということである。

対中国はどうすのか、エネルギー政策はどうすべきか、連綿と続く天皇制をどうするのか、人口減に我が国はどうるすのか、経済政策はどうすべきか。

立憲民主党は党内での意見集約すらできていない。それを知っての投票行動なら馬鹿である。知らないのなら選挙権の無駄遣いである。

しょせん無党派層は、マスコミの誘導を鵜呑みにする、低レベルの集団と断言する。そいつらが決定権を握っていることが、日本人の不幸である。