熊本の学会では、熊本の日本酒を堪能しました。

熊本は「球磨焼酎とちゃうの?」とお思いの方も多いでしょう。

実は熊本は日本全国の日本酒の母ともいうべき酵母を生み出したところなのです。

「酵母」とは糖を分解してアルコールと炭酸ガスを生む微生物です。日本酒では、米を蒸しそのでんぷんを麹菌(米麴)で糖に変えます。その糖を酵母に食べさせて、アルコール発酵が起こり、日本酒になります。

熊本県酒造研究所が作り出した「協会9号酵母」いわゆる「熊本酵母」が日本醸造協会より全国の酒蔵に配布されるのです。

その酵母を維持管理研究しし、さらに醸造まで行う珍しい企業が「熊本県酒造研究所」です。

熊本を代表するお酒「香露」もここの産。私もお土産にこの吟醸純米を購入しました。

日本酒を楽しむ方は、ウラのラベルが気になりますね。

精米率だけでなく、酵母も気にかけていただければと思います。

さて学会前日の夕食に、ネットでここはと目を付けた熊本郷土料理のお店を訪ねました。

大正解。大阪の半額くらいの値段で、郷土料理を堪能いたしました。同時に、女将さんと食談義が進み、次々と熊本のお酒をいただきました。この店のためだけに、熊本を再訪したいくらいです。お翌日の学会会員懇親会でも熊本の日本酒一辺倒。

恥ずかしいですが披露させていただきます。どんだけ呑むねんとあきれないでくださいね。

 

学会前日のお店での日本酒

九曜正宗 純米酒 熊本県酒造研究所 瑞々しいフレッシュタイプの低アルコール無濾過

 

 

 

 

 

亀萬 純米吟醸 熊本県南部の華北郡日本最南端天然醸造蔵元 合鴨農法栽培米(糞も利用)

 

 

 

 

 

一品 純米大吟醸 大谷のドジャースタジアムVIPシートで採用 これは水戸市産です

 

 

 

 

 

花の香 純米大吟醸 桜花 熊本県北西にある現在の熊本県玉名郡和水町(なごみまち)の蔵元詳細はあとで

 

 

 

 

北里柴三郎 純米 河津酒造 熊本県小国町 彼の出身地

 

 

 

 

 

 

学会会員懇親会で供された日本酒

花の香 花の香酒造 熊本県北西にある現在の熊本県玉名郡和水町(なごみまち)の蔵元

花の香 純米大吟醸 桜花 和水町産50%山田錦を、9号酵母+1801酵母で醸している

花の香 純米大吟醸 菊花 熊本9号酵母単体のみで花の香らしい「香」を追求し、5年の歳月をかけ生酛造り

花の香 純米大吟醸 梅花 花の香のギフト限定酒 9号酵母+自社酵母