自民党総裁選挙が始まる。

マスコミがかまびすしいが、自民党員でなければ選挙権はないので、ほとんどの国民は蚊帳の外である。当然だ。議院内閣制の日本では、与党の党首が総理になるのである。

私は自民党員で、家族もふたり党員だから3票の投票権を持つ。日本の政治に言いたいことがあるなら、自民党員になる以外にない。あとはすべてごまめの歯ぎしりである。

さて総裁選である。

岸田文雄が総理になった時、このブログでも「国民の目は節穴か」と何度も痛罵してきた。今回も言う。節穴はどこまでも節穴である。

国民世論は「石破茂」推しであるらしい。馬鹿も極まれり、が私の意見だ。

後日述べる河野太郎と並んで、一番総理にしてはいけない一人が石破だ。

「私は保守」と言ってるらしいが、徒に長く議員を続けすぎて、脳みそが溶けているのではないか。

「女性天皇も女系天皇も検討に値する」らしい。底抜けの阿呆である。本人も女性天皇と女系天皇の違いが分からないのではないか。この区別が答えられない人は皇統を語る資格はない。そもそも「女系天皇」というものは言葉としてもあり得ない。確実に史実として残る1400年に及ぶ皇統を転覆させようというのだから、これは革命家の思想である。それができると考えること自体、不敬である。死に値する。

夫婦別姓も支持するのだそうである。名字の異なる両親に生まれた子供はどちらを選ぶのか?兄弟で異なる性を名乗るのか。墓の概念はもうすぐなくなると思うけど、朝鮮では、奥さんは旦那の墓に入れないのをご存じか?

別姓よりなにより、男女の差をなくすことが優先されるべきだろう。非嫡出子の権利を保護することも大事なはずだ。同意する国民もどうかしている。

さらにまたも緊縮財政、財務省のポチである。総理になったら、予算を緊縮させ、国債発行も抑え、消費税を上げ、金利も上げ、急激な円高になるぞ。またもやデフレの失われた日本に逆戻りだ。二等国日本が三等国になる。

日本を蘇らせるのは積極財政しかない。国民が困っているのは円安のためでなく、増えた税収を国が還元しないことと、企業が儲けを給与にまわさないからだろう。給与を上げ、消費税を下げることが日本復活の一丁目一番地である。

そして、石破を絶対総理にしてはならない理由。それは彼が卑怯で保身第一の男だからだ。この一点でも国のトップにしてはならない。

彼は1993年宮澤内閣不信任案に与党の議員でありながら賛成票を投じた。社長が気に入らないからと商売敵に肩入れする社員である。こんなやつを誰が信用できる?平気で背後を襲う輩である。

さらに自民党が野党になった時、彼は自民党を離党しているのである。苦しい時こそともに辛酸をなめるのが政治家というものだろう。おのれはさっさと自民党を見捨てておいて、都合よくどの面下げて自民党改革を述べるのか。虫唾が走る。

日本を瓦解させたい奴が石破を支持するのだと思う。

マスコミに騙されてはいけない。目を開けよ。