日本は人手不足でどの業界も困っているというのが、日本のマスコミの論調である。その先には「移民を増やせ」と日本を滅ぼすような主張が後ろに控えている。
でもそれだけではないらしいことが、先日タクシーを利用してわかった。
運転手さんによれば、今タクシーの迎車はほぼスマホアプリなのだそうである。テレビで宣伝している「GOタクシー」なんかですね。
私もスマホにアプリを入れているが、試しにやってみると、たいてい「5-10分で到着」とでる。
彼によれば、「次々と迎車依頼が入るので、休む間もないほどです。また人の多い繁華街や、ターミナルへ行かなくとも居住地周辺で十分なんです。」とのことであった。
どおりで、中百舌鳥などのタクシー乗り場が空いているはずである。あんなとこで待たなくても客から言い寄ってくるのである。
だから、今までは大阪市内などへ出かけて仕事する必要がないらしい。タクシー会社へ電話しても、皆出払って空きがないのである。
「タクシーバブルですよ」とも言っていた。
そうなるとタクシーを利用しようと思う人は、スマホを使えないと断然不利になるということである。
高齢者は割を食うとぼやいても誰も助けてくれない。
自分でやるしかないのである。ただしこの手のアプリはクレジット払いだから、カードを持つか、ペイペイなどのキャッシュレスの手続きが必要である。
諸外国は、補助金の申請などはすべてスマホアプリを使う。いつまでも文句垂れてたら、役所が面倒見てくれると思わない方がいい。
スマホアプリを使えない情報弱者は不利益ばかりで、生きていくことが難しい世の中になってきたことを自覚すべきであろう。
何かというとFAXで連絡しようとする医師会などは、すでに行政から見放される組織かもしれない。マイナ保険証の導入を機に閉院するクリニックが続出するのもむべなるかな。