自由民主党は自ら滅ぼうとしているのではないか。
今回の103万円の壁に対する対応を観て感じた。
巨大恐竜が隕石による地球の気候変動によって滅びたように、日本国民(特に若者)に芽生えた「こんな日本は間違っている」という怒りの波によって、滅びようとしている。
今まで、鋼鉄の密室で国民の血税を好き勝手に弄んできた、自民党税調と財務省がベルリンの壁のように崩れようとしているように思える。
これは国民民主党のお手柄であろう。宮沢洋一をはじめとする税調の魑魅魍魎が白日の下にさらされたのである。そのことすら彼らはわかっていないのではないか。
どうしても減税したくないのが見え見えである。どうせ退却するのなら、自民党が率先して減税に取り組んでいる「フリ」でもすれば、まだ可愛いのに。
いかに国民の気持ちを考慮せずに議員を続けているかがわかる。
たぶん自民党は国民民主党と離反して、日本維新と組むのだろう。石破と前原は大の仲良しらしいし。
ただその時はよかっても、来年は参議院選挙である。維新も壊滅的打撃を受けるだろう。元々レベルの低い議員多いし。
すでに20代の若者の政党支持率第1位は国民民主になった。若者の怒りが爆発すれば(たぶん次回は彼らの投票率が上がると思う)。自民は終わりだ。
石破はとにかく来年度予算を通せばいいと思っているのだろうけど、さすがに国民は許さないだろう。
103万円問題が熱い時、こそっと同性婚に前向きな発言を石破は始めた。立憲民主の野田代表の意向に沿うためか。野田代表こそ消費税増税論者で実際に総理の時に消費税増税を決めた人物である。
石破-野田-前原で消費税増税そのかわり教育費無償化を決定し、学生の所得制限を緩和し、見えやすいエサを国民に見せて生き延びる算段だと私は思う。
立憲民主が減税に全く声を挙げていないことを国民は理解すべきである。
先の総選挙で、減税をして経済の活性化を考える自民党議員は、不記載問題でことごとく放逐された。残るは財務省のポチしかいない。
これも己の生活に何が直結するか分からない国民のしたことである。
劣情の赴くままの投票行動が、己に降りかかっているのである。
石破の含み笑いが見えて吐きそうだ。
次の選挙も国民が鉄槌を下し続ける以外ない。税金を弄ぶ財務官僚を放逐する日まで。