寒波のおかげで予定が大幅に変更になった、年末年始の休暇も今日で終了です。
娘が風邪をひいたのもあって、ほとんど外出もせず、のんびりとしたといえばそうも言える、じっとするのが苦手な私には退屈な日々でした。
といって、仕事は意地でもしたくないわけです。年賀状は診療所まで何度かとりに行きましたが、結局建物には入りませんでした。バカみたい。
今日から今年の大河ドラマが始まりました。「花燃ゆ」。私の好きな幕末ものです。
しかも、尊敬してやまない吉田松陰先生の、妹さんのお話。脚色はしていくのでしょうが、一年楽しもうと思います。
学生のころから、松陰先生に傾倒しておりました。生来の私の性格もあいまって、息子が過激な方向に進むのを危惧したのでしょう。父はいつも私を戒めるべく、説教しておりました。当然私は、松陰先生のような頭脳も、気骨も持ち合わせておらず、腑抜けた人生を進むこととなります。程度が低い分、無鉄砲という形で相当損をしつつ生きることとなって、今にいたります。後悔はありません。
どうも私が共感できる幕末の人物というのは、皆非業の死をとげております。妻子を得た今となっては、自分一人で気持ちの赴くまま生きるわけにもいきません。ある程度長く生きる必要もあるわけで。でも胃カメラを受けねばと考える自分が、気に入らないわけです。
ただ医療を行う上では、誰が何を言おうと、来院患者さんが減ろうと、経営が苦しかろうと、自分の意思を曲げることは今後もありません。それを理解できない方は、当院へ来られても有意義ではないと思います。どうぞ西澤を信じられる方だけがいらしてください。
さて1時間、親子で「花燃ゆ」を堪能いたしました。
「人は何のために学ぶのか」
娘たちの心に響いてくれていることを祈ります。
私にそれを教えてくれたのが、先日記した塾、伸学社でした。