先日、大阪歴史博物館で開催されている「西郷どん」展を見に行った。歴史好きの愚息と、毎週欠かさず大河ドラマを観ているのである。琉球をこれでもかと差別する描写には「さすがチャイナの息のかかったNHK」と思うところである。それはさておき「翔ぶが如く」も西郷隆盛を描くのであるが、まだその魅力の深いところがわからないでいる。西郷さんは、結局何なのか?今回こそ膝を打つことができるのかな?けっこう興味深い資料が展示されていた。手紙の類が多い。58歳にもなって、たった150年ほど前の手紙が読めない、己の無教養さをうらむ。何を学んできたのか。幕末のほんの10年ほどの時期に、よくぞまぁワラワラと傑物が湧き出てきたものだと思う。さて今の国難、日本を救うヒトは出てくるのか?